一般社団法人日本オーストラリアンフットボール協会
榊道人 2012/7
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フィットネステスト!
投稿日時:2012/07/30(月) 13:34
日曜日は江戸川のグラウンドでフィットネステストがありました。2014年のインターナショナルカップに向けた第一弾ということで開催されました。
とても暑い日でしたが河川敷は風があったのでまだましだったような・・・。結果はまだ出ていませんが、確認をしてトレーニングの目標にできたらと思います。
スキルテストは時間がなくなり中止となってしまいました。どのようなテストをするのか楽しみだったので、また今度是非受けてみたいと思いました。
とても暑い日でしたが河川敷は風があったのでまだましだったような・・・。結果はまだ出ていませんが、確認をしてトレーニングの目標にできたらと思います。
スキルテストは時間がなくなり中止となってしまいました。どのようなテストをするのか楽しみだったので、また今度是非受けてみたいと思いました。
同じパターンで負けてしまう。
投稿日時:2012/07/23(月) 22:19
今週末のエッセンドン、ジロング相手に大敗しました。ジロングは今年エッセンドンよりも下の順位ですが、昨年はグランドファイナルを制し、優勝している常勝チーム。
ジロングはキャッツ。猫です。かわいい名前ですが縦にボールを動かす速さ、1対1の強さ、パック付近でのボールへの寄り、スピードをもった攻撃、、、ガツガツと強い、そんなチームです。
ブリスベンに同じネコ科のライオンズというチームがありますが・・・こちらはキャッツより弱いです。
エッセンドンはそんな強い猫に負けました。
ファーストクウォーターから怒涛のプレッシャーにあい、一気にやられてしまいました。エッセンドンのように、ボールを散らしながらポゼッションを多く取るスタイルが得意なチームはこういうプレッシャーに弱い気がします。
ドドドっとプレーヤーをなだれ込ませて、ちょこちょこボールを回さずに1対1の強いFWへキックする。そのような相手の圧力に対抗できませんでした。
キャッツはボールを散らすことをオプションから切っているので、その分後ろからのフォローが分厚い。相手DFに捉えられる前に、味方のFWへキックすることができます。
エッセンドンはキックから相手にターンオーバーされることも多く、思ったようにボールをつなげない。プレッシャーの強い、またパック付近が強いチームと戦うときの課題がまた残りました。
プレッシャーのかかるチームと当たる際は、細かく動けるプレーヤーをパックの外に配置して速く抜け出す工夫が必要だと思います。
ボールを速く外へ散らし、そのボールをポゼッションし続けることで、相手はパック付近にプレスをかけ続けるわけにはいかなくなる。パック付近でのプレスが弱まったところでエッセンドンが得意のハンドパスでコリドーを突破する。
パック付近の「ファーストオプション」は、エッセンドンの場合比較的近いオプションをさしています。それをもう少し遠いオプションへと広げることで、ボールをプレッシャーの外へ出す。
「ファーストオプションを見ろ!」と一言に言ってもその試合の状況でどのプレーヤーが「ファーストオプション」となっているか変わってくるし、変えていかなくてはいけないのではないでしょうか?
でもそんなことは織り込み済みのはず。
キャッツはやっぱり強かった。
エッセンドンがこういうタイプのチームがいやなことを知っているだろうから、キャッツは余計に気合が入ってプレッシャーをかけてきた。相性が悪すぎる相手でした。
ゴール前でプレッシャーにあいました。
得意な攻撃パターンも真似されました。
ジロングはキャッツ。猫です。かわいい名前ですが縦にボールを動かす速さ、1対1の強さ、パック付近でのボールへの寄り、スピードをもった攻撃、、、ガツガツと強い、そんなチームです。
ブリスベンに同じネコ科のライオンズというチームがありますが・・・こちらはキャッツより弱いです。
エッセンドンはそんな強い猫に負けました。
ファーストクウォーターから怒涛のプレッシャーにあい、一気にやられてしまいました。エッセンドンのように、ボールを散らしながらポゼッションを多く取るスタイルが得意なチームはこういうプレッシャーに弱い気がします。
ドドドっとプレーヤーをなだれ込ませて、ちょこちょこボールを回さずに1対1の強いFWへキックする。そのような相手の圧力に対抗できませんでした。
キャッツはボールを散らすことをオプションから切っているので、その分後ろからのフォローが分厚い。相手DFに捉えられる前に、味方のFWへキックすることができます。
エッセンドンはキックから相手にターンオーバーされることも多く、思ったようにボールをつなげない。プレッシャーの強い、またパック付近が強いチームと戦うときの課題がまた残りました。
プレッシャーのかかるチームと当たる際は、細かく動けるプレーヤーをパックの外に配置して速く抜け出す工夫が必要だと思います。
ボールを速く外へ散らし、そのボールをポゼッションし続けることで、相手はパック付近にプレスをかけ続けるわけにはいかなくなる。パック付近でのプレスが弱まったところでエッセンドンが得意のハンドパスでコリドーを突破する。
パック付近の「ファーストオプション」は、エッセンドンの場合比較的近いオプションをさしています。それをもう少し遠いオプションへと広げることで、ボールをプレッシャーの外へ出す。
「ファーストオプションを見ろ!」と一言に言ってもその試合の状況でどのプレーヤーが「ファーストオプション」となっているか変わってくるし、変えていかなくてはいけないのではないでしょうか?
でもそんなことは織り込み済みのはず。
キャッツはやっぱり強かった。
エッセンドンがこういうタイプのチームがいやなことを知っているだろうから、キャッツは余計に気合が入ってプレッシャーをかけてきた。相性が悪すぎる相手でした。
ゴール前でプレッシャーにあいました。
得意な攻撃パターンも真似されました。
狭く、速く。
投稿日時:2012/07/22(日) 09:24
土曜日のライオンズトレーニングはグラウンドの場所が取れず、狭いスペースでのボールタッチが中心の練習となりました。先週の試合をみんなで振り返ってから、数種類のハンドパスの練習を。
ハンドパスはプレッシャーを受けた中で使うことの多いスキルなので、どのような体制でも正確なハンドパスが出せるのはとても大切です。
ハンドパスを出す状況を2つにわけてみると、
・プレスを受けて、味方にハンドパスをする形。
・味方を走らせて次のプレーへ展開させるハンドパス。
前者はボールを奪われないため、またはプレッシャーをかわすためのハンドパス。後者は攻撃的なハンドパスです。
この日は攻撃的に展開するハンドパスを練習しました。スプリントする味方の前のスペースに出すパスですが、これがなかなか難しい。難しい分、ペースを落とさずに展開できたときは達成感があります。
スペースの狭い中での練習は、試合中のスペースがない部分でのボール回しをイメージできるのでこれもまた効果的です。狭い部分でこそスキルの差が光ります。
狭く速く攻める。
体格で優位に立てないチームの突破口となる気がします。
ハンドパスはプレッシャーを受けた中で使うことの多いスキルなので、どのような体制でも正確なハンドパスが出せるのはとても大切です。
ハンドパスを出す状況を2つにわけてみると、
・プレスを受けて、味方にハンドパスをする形。
・味方を走らせて次のプレーへ展開させるハンドパス。
前者はボールを奪われないため、またはプレッシャーをかわすためのハンドパス。後者は攻撃的なハンドパスです。
この日は攻撃的に展開するハンドパスを練習しました。スプリントする味方の前のスペースに出すパスですが、これがなかなか難しい。難しい分、ペースを落とさずに展開できたときは達成感があります。
スペースの狭い中での練習は、試合中のスペースがない部分でのボール回しをイメージできるのでこれもまた効果的です。狭い部分でこそスキルの差が光ります。
狭く速く攻める。
体格で優位に立てないチームの突破口となる気がします。
追うか、追わないか、そのふりをするか。
投稿日時:2012/07/19(木) 17:03
ラウンド16、エッセンドンはポートアデレードに127-77で勝利しました。ラストクウォーターに点差がついたものの、途中までもつれていた試合でした。
今週はエッセンドンに怪我のプレーヤーが多く、特にFWラインはいつものメンバーとは違った顔ぶれ。FWラインでのターゲットはラックが本職のデイビット・ヒルと、久しぶりにAFLの試合に復帰したスコット・ギャンブルトン。いつものターゲットではない分、スモールフォワードが動き回りオプションをたくさん作っていました。
圧巻だったのはラストクウォーターのアルウィン・デイビーのスプリントとキャプテンで献身的なプレーが好評のジョーブ・ワトソンの連携。
【動画3分30秒のプレーです。】
デイビーは足が速く、俊敏性のあるプレーヤーです。このデイビーが抜け出し、スプリント。相手を振り切れるかどうかという場面でしたが完全には振り切れず。
キックする際にスピードが落ちてしまうため、ターンをして後ろからフォローに入ったジョーブにパス。ジョーブは自分についているDFを振り切っていて、そのままキックし、ゴール。
このプレー、まぁよくあるフォローがうまくいったシーン。
ですが、確かにそうなんですが、実に素晴らしいプレーでした。
ラストクウォーター、そしてスプリントして走ったのがデイビー(ほとんど追いつけません。)、そしてフォローにキャプテンのジョーブが走る。
ジョーブのポゼッションが多いのも、チームから信頼を得ているのも、このプレーに現れている。限界まで走りながら体を当てているプレーヤーにとって、デイビーが走り抜けたら、後は彼がFWへキックするのを期待するのが「クレバー」なプレー。
でも、ジョーブは追った。
追いかけて、ハンドパスを受けました。
AFLのゲームスピードでは優れた判断力が必要です。しかし判断をしていたら追わないかもしれない。それにあのシーン、普通は追えない。ジョーブを動かしたのはそういった「判断」ではなかったのではないかと。
非常に優れたプレーヤーはあのシーンで追い、ゴールを奪える。
そうなんだと思います。
今週はエッセンドンに怪我のプレーヤーが多く、特にFWラインはいつものメンバーとは違った顔ぶれ。FWラインでのターゲットはラックが本職のデイビット・ヒルと、久しぶりにAFLの試合に復帰したスコット・ギャンブルトン。いつものターゲットではない分、スモールフォワードが動き回りオプションをたくさん作っていました。
圧巻だったのはラストクウォーターのアルウィン・デイビーのスプリントとキャプテンで献身的なプレーが好評のジョーブ・ワトソンの連携。
【動画3分30秒のプレーです。】
デイビーは足が速く、俊敏性のあるプレーヤーです。このデイビーが抜け出し、スプリント。相手を振り切れるかどうかという場面でしたが完全には振り切れず。
キックする際にスピードが落ちてしまうため、ターンをして後ろからフォローに入ったジョーブにパス。ジョーブは自分についているDFを振り切っていて、そのままキックし、ゴール。
このプレー、まぁよくあるフォローがうまくいったシーン。
ですが、確かにそうなんですが、実に素晴らしいプレーでした。
ラストクウォーター、そしてスプリントして走ったのがデイビー(ほとんど追いつけません。)、そしてフォローにキャプテンのジョーブが走る。
ジョーブのポゼッションが多いのも、チームから信頼を得ているのも、このプレーに現れている。限界まで走りながら体を当てているプレーヤーにとって、デイビーが走り抜けたら、後は彼がFWへキックするのを期待するのが「クレバー」なプレー。
でも、ジョーブは追った。
追いかけて、ハンドパスを受けました。
AFLのゲームスピードでは優れた判断力が必要です。しかし判断をしていたら追わないかもしれない。それにあのシーン、普通は追えない。ジョーブを動かしたのはそういった「判断」ではなかったのではないかと。
非常に優れたプレーヤーはあのシーンで追い、ゴールを奪える。
そうなんだと思います。
vs 名古屋レッドバックス
投稿日時:2012/07/16(月) 11:07
14日土曜日はトップリーグの試合で愛知県瀬戸市に行ってきました。対戦相手は名古屋レッドバックス。ライオンズもレッドバックスも今シーズンまだ勝利のないチームです。
曇りで蒸し暑い日でした。雨が降ったせいかグラウンドは少しぬかるんでいましたが、コンディションはまずまず。
・キッカーにプレッシャーがなく、フリーの受け取り手にキックするのがベスト。
・キッカーにプレッシャーがあっても、ボールの受け取り手がフリーであればキックする。
・1対1のコンテストに蹴っていいのは、キッカーにプレッシャーがないときだけ。
と整理をしてターゲットにボールを供給するのがテーマになっていました。
ファーストクウォーターは風上。風にのってボールも伸び、大きく展開ができした。セカンドクウォーターになると防戦一方。相手がハードにプレッシャーをかけてきて、思うようにボールをつながれてしまいました。
後半はもっとボールにアタックしようと確認し、相手のボールへのプレッシャーに負けずにボールを獲得できるシーンもありました。サードクウォーター、ラストクウォーターはもつれましたが、最後は僅差で勝つことができました。
ボールのリンクをもう少し整理して、ボールの動かし方を練習していきたいです。スキルの向上と合わせて、どのようにボールをつないでマークを増やすのか、試合の映像を見ながらまた考えたいと思います。
今シーズン初勝利を得ることができ、ほっとしました。
曇りで蒸し暑い日でした。雨が降ったせいかグラウンドは少しぬかるんでいましたが、コンディションはまずまず。
・キッカーにプレッシャーがなく、フリーの受け取り手にキックするのがベスト。
・キッカーにプレッシャーがあっても、ボールの受け取り手がフリーであればキックする。
・1対1のコンテストに蹴っていいのは、キッカーにプレッシャーがないときだけ。
と整理をしてターゲットにボールを供給するのがテーマになっていました。
ファーストクウォーターは風上。風にのってボールも伸び、大きく展開ができした。セカンドクウォーターになると防戦一方。相手がハードにプレッシャーをかけてきて、思うようにボールをつながれてしまいました。
後半はもっとボールにアタックしようと確認し、相手のボールへのプレッシャーに負けずにボールを獲得できるシーンもありました。サードクウォーター、ラストクウォーターはもつれましたが、最後は僅差で勝つことができました。
ボールのリンクをもう少し整理して、ボールの動かし方を練習していきたいです。スキルの向上と合わせて、どのようにボールをつないでマークを増やすのか、試合の映像を見ながらまた考えたいと思います。
今シーズン初勝利を得ることができ、ほっとしました。
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