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中村雅哉 -JAFLスカラーシップレポート 2009-
第5期JAFLスカラーシップ生 中村雅哉が、JAFLの姉妹クラブBoxhill North Football Clubでの体験や、
オーストラリアンフットボールの本場、オーストラリア メルボルンでの生活をレポートします。
スカラーシップレポート Vol.3
2009/08/17
8月15日(土)、BHNに参加してから2試合目を行いました。メンバー発表の時に、前回の試合であまり良い働きができなかったのでベンチになるかと思っていたのですが、なんとまた同じポジションで出場することができました。
前回の反省を生かしたプレーができたので、かなり落ち着いてプレーができたと思います。
ゴールを狙えるポジションですが、外国人選手と上のボールを競り合っても、やはり完璧に勝つことが難しいので、その時に下に落ちたボールを拾って味方にパスを出す。という「つなぐ」事を意識してプレーをすると前回よりもボールに触る回数が増え、自分の出したパスがゴールに繋がるという場面がいくつもありました。
この試合ではほぼフル出場する事ができ、チームも3Q目で同点に追いつき、4Q目で大差をつけて勝つことが出来ました。
この試合で学んだことは、試合の流れや戦い方です。試合の流れはまだしっかりと言葉にできるまで理解はできていないので、このレポートで簡潔にまとめる事は難しいのですが、自分の中の感覚では何となく、つかむ事ができました。戦い方では相手チームのも含めて学ぶことができました。
日本のフットボールでは基本的なポジションにいてそこから始まる。という戦い方しか目にしたことがなかったのですが、オーストラリアではそのポジションとらわれずに、自分たちのチームのラックマンが勝っていたら、中盤のプレイヤーをどこかの一点に集めて人数をかけて自分たちのボールにする確率をあげるというポジショニングをとったりと、今まで日本でフッットボールをやっていた時にはなかった発想を発見することができました。
また、日本のフットボールでも課題とされているチームメイト同士での「声」がでていないと、やはりオーストラリアのフットボールでもかなりの確率でミスが起こっているという事も確認でき、改めて「声」の大切さを実感しました。
いよいよ練習はあと2回、試合はあと1試合でシーズンが終わってしまうので、最後の最後までなるべく多くの事を吸収し、実践で試みて、自分のモノにしていきたいです。
中村雅哉
中村雅哉 プロフィール |
|
名前 |
中村雅哉 |
所属チーム |
駒沢マグパイズ |
生年月日 |
1989年6月9日 |
身長/体重 |
177cm/70kg |