【インタビュー】理学療法士 谷しのぶさん

2012/08/27



 ボランティアスタッフとして協会をサポートしていただいている理学療法士の谷しのぶさんにインタビューをさせていただきました。谷さんは2011年にオーストラリアで行われたインターナショナルカップにも帯同していただき、協会所属選手のコンディション向上に力を注いでくれています。さらにチームスタッフに対してテーピング講習会を実施していただくなど、スタッフの育成にも貢献していただいています。
 練習のケアから、試合時のケアまで、今や日本オーストラリアンフットボール協会にいなくてはならない大変貴重なスタッフとなっています。今回は6つの質問をさせていただきました。
 
 
―当協会に関わることになったきっかけは?
 
オーストラリアンフットボールが日本でもプレーされていると聞いて協会のホームページを見たら、家の近くを練習拠点にしているチームがあることを知り、練習を見学させてもらいにいったことからです。
 
 

―スタッフをやっていてよかったことは?
 
たくさんあります。テーピングやストレッチがよかった、と選手に言ってもらえた時はもちろん嬉しいですし、学生も社会人もいるため個々のバックグラウンドが多彩で、みなさんに会うたびいつも刺激を受けています。とにかく、世界が広がりました。
 
 
 
―スタッフで苦労することはありますか?
 
正直なところ試合中はずっと緊張しています。どうすれば怪我を未然に防げるのか、怪我を最小限にするためにはどうすればよいのか考えています。スピードや応用力が求められことが多いので、内心パニックになることもしばしばです。いつもいろんな方に助けられています。
 
 

 
―スタッフとしてのいい思い出はありますか?
 
やはり昨年のInternational Cupへの帯同でしょうか。大会に向けてのトレーニングから大会期間中のコンディショニングまで、長期間に渡って関わらせていただきました。勝利の瞬間に立ち会えたり、コンディショニングを行いながら選手と話をしたり、他のスタッフと何度も何度も話し合いを重ねたりしたことが素敵な思い出です。
 
 
―今後、協会で実現したいことなどありますか?
 
メディカルサポートの充実です。人的な意味でも不足していますので、一緒にサポートしてくださる方が増えてくるといいなと思っています。現職が理学療法士ですので、より多くの理学療法士の方の関わりが増えてくると嬉しいですし、いろんな専門家が集まると新たなサポートの体制を作っていくことが可能になってくると思います。
 
 
 
―ボランティアスタッフでの参加をご検討されている皆さんにメッセージがあればお願いします。

 オーストラリアンフットボールの選手、スタッフは熱意にあふれ、しかもフレンドリーな方ばかりです。メディカルも選手・スタッフとともにこれから創っていきますので、新しい場所を求めている方は是非一度オーストラリアンフットボールを観戦しに来てください。フィールドでお会いしましょう!



―インタビューは以上です。―

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