一般社団法人日本オーストラリアンフットボール協会
榊道人 2012/6
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新しいFW
投稿日時:2012/06/30(土) 10:05
先週末のエッセンドン対フリマントルの試合でのワンシーンです。
このプレーヤーは12番「スチュワート・クラメリStewart Crameri」選手。クラメリ選手はフィットネスが優れていると評判です。FWといえば、体が大きく、1対1のマークコンテストに強い、キック力がある。といったイメージのフルフォワードと、フルフォワードのフォローに入る体は小さいが、俊敏性があり、スキルがあって、素早くゴールへキックが蹴れるといったイメージのフォワードポケットを想像します。
このクラメリ選手はどちらの利点も持っている、まさに、アスリート!空中で競れて、走れて、ゴールも狙える、そんなパーフェクトフォワードです。新しいタイプの走るフォワードは、フォワードラインから果敢にプレスをかけるエッセンドンの戦術の要!
惜しまれつつも引退した2人の名FW、スコット・ルーカス選手(献身的なディフェンス)、とマシュー・ロイド選手(1対1の強さ)の両面を思い出させてくれる、チーム貢献度の高いFWです。12番のよく働くFW、クラメリ選手にご注目を。
このプレーヤーは12番「スチュワート・クラメリStewart Crameri」選手。クラメリ選手はフィットネスが優れていると評判です。FWといえば、体が大きく、1対1のマークコンテストに強い、キック力がある。といったイメージのフルフォワードと、フルフォワードのフォローに入る体は小さいが、俊敏性があり、スキルがあって、素早くゴールへキックが蹴れるといったイメージのフォワードポケットを想像します。
このクラメリ選手はどちらの利点も持っている、まさに、アスリート!空中で競れて、走れて、ゴールも狙える、そんなパーフェクトフォワードです。新しいタイプの走るフォワードは、フォワードラインから果敢にプレスをかけるエッセンドンの戦術の要!
惜しまれつつも引退した2人の名FW、スコット・ルーカス選手(献身的なディフェンス)、とマシュー・ロイド選手(1対1の強さ)の両面を思い出させてくれる、チーム貢献度の高いFWです。12番のよく働くFW、クラメリ選手にご注目を。
エッセンドン逆転勝ち!
投稿日時:2012/06/28(木) 22:57
エッセンドンの連敗が止まりました!メルボルン、シドニーに僅差で連敗していましたが、先週末フリマントルに勝てました。
目立ってよかったのはゴールの決定率。FWのインサイド50に何度も入りながらもゴール決定率が低かったのをうまく乗り越えることができていました。プレッシャーのかかるセットショットも決まり、得意のハーフフォワードラインでのプレッシャーや、コリドーを突破するハンドパスなどうまく流れに乗れたシーンが多かったです。
そして、何より粘り強さがありました。試合中盤はフリマントルにリードされ苦しい試合展開でしたが第3クウォーターの最後に連続ゴールで追い上げ、第4クウォーターで見事逆転しました。
ハンドパスを回すのが上手いエッセンドンに対してはパック付近でのプレッシャーが強くなります。どのチームもスピードに乗る前につぶそうとしているのがわかります。
プレッシャーに負けないスキルでシーズン後半も何とか乗り切ってほしいです。
目立ってよかったのはゴールの決定率。FWのインサイド50に何度も入りながらもゴール決定率が低かったのをうまく乗り越えることができていました。プレッシャーのかかるセットショットも決まり、得意のハーフフォワードラインでのプレッシャーや、コリドーを突破するハンドパスなどうまく流れに乗れたシーンが多かったです。
そして、何より粘り強さがありました。試合中盤はフリマントルにリードされ苦しい試合展開でしたが第3クウォーターの最後に連続ゴールで追い上げ、第4クウォーターで見事逆転しました。
ハンドパスを回すのが上手いエッセンドンに対してはパック付近でのプレッシャーが強くなります。どのチームもスピードに乗る前につぶそうとしているのがわかります。
プレッシャーに負けないスキルでシーズン後半も何とか乗り切ってほしいです。
キックしてマーク
投稿日時:2012/06/26(火) 07:20
土曜日のライオンズ練習は基本的なスキルに焦点をしぼりました。ラウンド2を終わった時点で感じたスキルアップの必要性。
「ボールをキックして味方がマークする。」このような基本的なプレーを確認するのに時間を使おうと思いました。
走ったプレーヤーの先にキックする。
DFを振り切れるようにリードしてマークする。
山なりのボールではなく低くて速いボールをキックする。
基本を丁寧に確認して、徐々に2対2、3対3、4対4と範囲も広げていきたいと思います。
気温も上がってきて、体を暑さに慣らすいいトレーニングになりました。
「ボールをキックして味方がマークする。」このような基本的なプレーを確認するのに時間を使おうと思いました。
走ったプレーヤーの先にキックする。
DFを振り切れるようにリードしてマークする。
山なりのボールではなく低くて速いボールをキックする。
基本を丁寧に確認して、徐々に2対2、3対3、4対4と範囲も広げていきたいと思います。
気温も上がってきて、体を暑さに慣らすいいトレーニングになりました。
まだまだアンパイアとAFLアンパイア
投稿日時:2012/06/19(火) 23:11
日曜日はトップリーグのフィールドアンパイアを行いました。試合のないチームにとってはいいフィットネスの維持になります。
特にバウンダリアンパイア。ライン沿いを行ったり来たり、先のプレーを読んで動いていても走る距離は多く、スプリントが必要なシーンも多いです。
AFLは最近バウンダリアンパイアを両サイドに1名ずつ追加しました。今まであの大きなグラウンドのサイドラインを1人で見ていたなんて信じられません。
また、フィールドアンパイアは常に判断が求められ、ゴールアンパイアは得点に直結するため判定にプレッシャーがかかります。
この日は2ゲームともフィールドアンパイアを行い、試合中に集中するいいトレーニングにもなりました。他のアンパイアともコミュニケーションを取りながら、プレーヤーにも声をかけ、2ゲーム終わると頭が疲れました。
ルールを学び、映像を見れば見るほどAFLのアンパイアのすごさが分かります。年々ゲームスピードが上がる中で、後でスローモーションのリプレイを見て気がつくようなことも、ゲーム中にきちんと判断していることに驚かされます。プレーヤーとしても見習うところの多いアンパイア。日曜日は改めてアンパイアの大変さを感じました。
AFLの試合日のアンパイアについて興味のある方はどうぞ見てください。
特にバウンダリアンパイア。ライン沿いを行ったり来たり、先のプレーを読んで動いていても走る距離は多く、スプリントが必要なシーンも多いです。
AFLは最近バウンダリアンパイアを両サイドに1名ずつ追加しました。今まであの大きなグラウンドのサイドラインを1人で見ていたなんて信じられません。
また、フィールドアンパイアは常に判断が求められ、ゴールアンパイアは得点に直結するため判定にプレッシャーがかかります。
この日は2ゲームともフィールドアンパイアを行い、試合中に集中するいいトレーニングにもなりました。他のアンパイアともコミュニケーションを取りながら、プレーヤーにも声をかけ、2ゲーム終わると頭が疲れました。
ルールを学び、映像を見れば見るほどAFLのアンパイアのすごさが分かります。年々ゲームスピードが上がる中で、後でスローモーションのリプレイを見て気がつくようなことも、ゲーム中にきちんと判断していることに驚かされます。プレーヤーとしても見習うところの多いアンパイア。日曜日は改めてアンパイアの大変さを感じました。
AFLの試合日のアンパイアについて興味のある方はどうぞ見てください。
追い上げたものの、、、
投稿日時:2012/06/12(火) 21:39
先週末のエッセンドン、また負けてしまいました。相手はシドニー・スワンズ。シドニーは5年ほど前に2年連続でグランドファイナルに進出し、最近も安定して上位に食い込んでくるチームです。
序盤、エッセンドンが押し気味に試合を進め、何度も何度もインサイド50mに攻め込んでいました。が、ファーストゴールを奪ったものの、その後が続かずビハインドの連続。先週の試合がよぎりました。ビハインドが続くとなかなかゴールが入らないもので、特にセットショットの際はプレッシャーがかかってしまいます。
セカンドクウォーターもシドニーのものすごいプレッシャーにやられ何もできず、せっかくターンオーバーしたボールもすぐにつぶされてしまいます。サードクウォーターの途中まで1ゴールのままという厳しい展開になりました。
ラストクウォーターに入る際には27-74と大差がついていましたが、ポジションを少し変えてあれよあれよと言う間に挽回。シドニーの足が止まり、プレッシャーが緩むと中盤で得意のスピードに乗ったハンドパスがつながり始め、流れに乗りました。最後はラスト2分でどちらが勝ってもおかしくない展開に。
結局は追い上げ届かず4点差で負けてしまいましたが、試合中盤のあの一歩的な流れを止めて再び自分たちのチームに引き戻したのはすごくよかったと思います。
この日は背番号「21」 Dyson Heppell(ダイソン・ヘッぺル)選手のマークが褒められていました。昨年AFLにデビューし、全試合に出場、さらにチーム内でも上位に入るボールタッチ数。2011年のAFLのライジングスター(新人賞)に選ばれました!
序盤、エッセンドンが押し気味に試合を進め、何度も何度もインサイド50mに攻め込んでいました。が、ファーストゴールを奪ったものの、その後が続かずビハインドの連続。先週の試合がよぎりました。ビハインドが続くとなかなかゴールが入らないもので、特にセットショットの際はプレッシャーがかかってしまいます。
セカンドクウォーターもシドニーのものすごいプレッシャーにやられ何もできず、せっかくターンオーバーしたボールもすぐにつぶされてしまいます。サードクウォーターの途中まで1ゴールのままという厳しい展開になりました。
ラストクウォーターに入る際には27-74と大差がついていましたが、ポジションを少し変えてあれよあれよと言う間に挽回。シドニーの足が止まり、プレッシャーが緩むと中盤で得意のスピードに乗ったハンドパスがつながり始め、流れに乗りました。最後はラスト2分でどちらが勝ってもおかしくない展開に。
結局は追い上げ届かず4点差で負けてしまいましたが、試合中盤のあの一歩的な流れを止めて再び自分たちのチームに引き戻したのはすごくよかったと思います。
この日は背番号「21」 Dyson Heppell(ダイソン・ヘッぺル)選手のマークが褒められていました。昨年AFLにデビューし、全試合に出場、さらにチーム内でも上位に入るボールタッチ数。2011年のAFLのライジングスター(新人賞)に選ばれました!
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