榊道人 2012/7/23

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同じパターンで負けてしまう。

投稿日時:2012/07/23(月) 22:19

今週末のエッセンドン、ジロング相手に大敗しました。ジロングは今年エッセンドンよりも下の順位ですが、昨年はグランドファイナルを制し、優勝している常勝チーム。



ジロングはキャッツ。猫です。かわいい名前ですが縦にボールを動かす速さ、1対1の強さ、パック付近でのボールへの寄り、スピードをもった攻撃、、、ガツガツと強い、そんなチームです。
ブリスベンに同じネコ科のライオンズというチームがありますが・・・こちらはキャッツより弱いです。

エッセンドンはそんな強い猫に負けました。

ファーストクウォーターから怒涛のプレッシャーにあい、一気にやられてしまいました。エッセンドンのように、ボールを散らしながらポゼッションを多く取るスタイルが得意なチームはこういうプレッシャーに弱い気がします。

ドドドっとプレーヤーをなだれ込ませて、ちょこちょこボールを回さずに1対1の強いFWへキックする。そのような相手の圧力に対抗できませんでした。

キャッツはボールを散らすことをオプションから切っているので、その分後ろからのフォローが分厚い。相手DFに捉えられる前に、味方のFWへキックすることができます。

エッセンドンはキックから相手にターンオーバーされることも多く、思ったようにボールをつなげない。プレッシャーの強い、またパック付近が強いチームと戦うときの課題がまた残りました。

プレッシャーのかかるチームと当たる際は、細かく動けるプレーヤーをパックの外に配置して速く抜け出す工夫が必要だと思います。

ボールを速く外へ散らし、そのボールをポゼッションし続けることで、相手はパック付近にプレスをかけ続けるわけにはいかなくなる。パック付近でのプレスが弱まったところでエッセンドンが得意のハンドパスでコリドーを突破する。

パック付近の「ファーストオプション」は、エッセンドンの場合比較的近いオプションをさしています。それをもう少し遠いオプションへと広げることで、ボールをプレッシャーの外へ出す。

「ファーストオプションを見ろ!」と一言に言ってもその試合の状況でどのプレーヤーが「ファーストオプション」となっているか変わってくるし、変えていかなくてはいけないのではないでしょうか?

でもそんなことは織り込み済みのはず。

キャッツはやっぱり強かった。
エッセンドンがこういうタイプのチームがいやなことを知っているだろうから、キャッツは余計に気合が入ってプレッシャーをかけてきた。相性が悪すぎる相手でした。


ゴール前でプレッシャーにあいました。


得意な攻撃パターンも真似されました。

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